私は地方在住で、車社会で生きていますので、そこまで苦労することはあまりありませんが、都市部は愛煙家にとっては辛い状況になっていますよね。
駅構内や公共機関では、たばこを吸える場所すらありませんし、街中で喫煙所を探すのも一苦労でしょう。
一服したくて飲食店に入っても、全面禁煙のお店ばかりですしね。
値段は上がる一方で、どんどん家計を締めつけてきます。
もちろん、わかっています。
喫煙は身体に悪影響を及ぼします。
肺がんや肺炎といった肺の疾患だけでなく、脳卒中や心筋梗塞、生活習慣病などにも悪影響を及ぼすと言われています。
さらに、吸っている当人だけでなく、周囲にいる人にまで悪影響を与えてしまうんですよね。
でも、止められないんですよ。
もう一つ付け加えれば、
というわけで、今回は、喫煙がAGAに与える悪影響についてお話ししたいと思います。
喫煙(タバコ)がAGAに与える影響
ニコチンが血管を収縮させる
タバコに含まれているニコチンは、大半は肺に入っていくのですが、残りの一部は口の中の粘膜や唾液に溶けて胃の粘膜などから体内に吸収されます。
そして、血液中に入り込み、血液と共に各臓器に運ばれていきますが、その時、ニコチンは血管を収縮させてしまいます。
血管が収縮するということは、血の流れが悪くなってしまい、十分な酸素や栄養を体内へ送れなくなってしまうということです。
喫煙経験者なら、タバコを勢いよく吸い込んだ時に、頭がクラクラとしてししまったことがあるでしょう。
これは、ニコチンの作用によって血管が収縮され、血液による酸素の供給ができていないこと(いわゆる酸欠)で起こる症状です。
そして、みなさまご存じのように頭部(頭皮)には、毛細血管が集中しています。
そうでなくても細い血管がニコチンのせいで収縮してしまえば、髪の毛の成長に必要な栄養や酸素が行き渡りません。
結果、髪の毛の発育に悪影響を及ぼしてしまうのです。
喫煙によって消費される多量のビタミンC
また、喫煙すると、体内のビタミンCをはじめとする大量のビタミン、ミネラルを消費されてしまいます。
医学界では、タバコを吸う人に特有の顔つき(年齢の割に、しわが多く、しみ、吹き出物等の肌のトラブルが多い)を「スモーカーズ・フェイス」といいますが、
それは喫煙によるビタミン不足によるものだとされています。
また、ビタミン類には、
抜け毛を防止するとされるビタミンA
髪の生成に必要なビタミンB群
丈夫な髪へと導くビタミンC
血流を促して頭皮への栄養の供給を高めるビタミンE
このような効果があり、髪の毛にとっても非常に大切な栄養素です。
それが、喫煙によって失われてしまうわけです。
まさに、たばこは健康面だけでなく、AGAに対しても、『百害あって一利なし』なのです。
さらには・・・
喫煙によって、憎きDHT(ジヒドロテストステロン)が増加?
さらには、こんな研究結果もあります。
ハーバード大学の公衆衛生学部の研究により、喫煙によって、DHT(ジヒドロテストステロン)などの男性ホルモンを増大させるということが明らかにされています。
DHT(ジヒドロテストステロン)とは、アンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)と結びついてヘアサイクルを狂わせる物質でしたね。
何の因果か、その憎きDHT(ジヒドロテストステロン)が、喫煙によって増加してしまうのです。
まとめ
どうですか?
タバコを止める気になりましたか?
意志の弱い私は、情けない話ですが、止められずにいます。
止めようとしかことは何度もありますが、ダメですね。
タバコが吸えないと、余計なストレスがかかり、何もかもが上手くいきませんし、すでに止める気もありませんね。
ですが、それでもハゲは克服できましたしね。
もちろん、タバコなんて、『百害あって一利なし』で、健康にも頭髪にもいいことなんてひとつもありません。
ですが、私のようにタバコを止めることが大きなストレスになるような方は、そのまま吸い続ければいいんじゃないですかね。
私の場合は、タバコを吸うぶん、マルチビタミンのサプリメントは毎日飲んでますけどね。