初めての群発頭痛の翌日
初めての強烈な痛み(頭痛)を経験した翌日、は、目覚めは最高だし、食欲は超旺盛だし、仕事に行ってからも体調は絶好調でした。
同僚に、
ネットによる自己診断 頭痛の原因を探る!
『頭痛 目の奥 強い頭痛 強烈な頭痛 片目の奥が痛い』など、昨夜の症状で思いつく限りのキーワードで検索しまくりました。
思っていたより意外と簡単な調べもので、10数分後にはそれらしき答えが固まってきました。
どうやら昨夜の頭痛の原因は、『群発頭痛』という種類の頭痛に近い症状でした。
もちろん、頭痛についていろいろ調べているうちに、くも膜下出血や脳腫瘍などの強烈な頭痛を伴う命にかかわる病気についての情報も入ってきましたが、まだ38歳という年齢と、毎年2回受けている健康診断の好結果から、能天気な私はあまり不安にはなりませんでした。
また、私の一部の症状が群発頭痛の症状とあまりにも酷似していて、直接的に命に別状はない頭痛だということがわかり、逆に安心したのを覚えています。
そして、『群発頭痛』というヒントを得た私は、次に『群発頭痛』を徹底的に調べ上げました。
その特徴を箇条書きでまとめてみると・・・
・片方の目の奥を針のようなものでえぐられたような強烈な痛みが起こる。
A 痛みの部類としてはぴったり合致。
・20代から40代の男性に多く見られる。
A その時は38歳。ど真ん中世代ででゃないが、範囲内には入っている。
・痛みがある方の鼻が詰まる。目が充血し、涙が出る。
A 昨夜はあまりの痛みで余裕がなく、鼻の詰まりや目の充血については記憶にない。
・毎日のように、決まった時間に発作が起こる。
A 現時点ではデータ不足。
・アルコール摂取がトリガー(引き金、きっかけ)となって、頭痛が起こる。
A 確かに飲酒時のことだったが、長い間毎日のように飲んでいるのでわからなかった。
このように、痛みの種類はぴったりと当たっていました。
ですが、その時点ではデータが不足しすぎていたため、昨夜の頭痛が『群発頭痛』によるものだという確信には至らず、愚かな私は一つの検証をしてみることにしてみました・・・。
群発頭痛 セルフ臨床実験
その検証とは、今思えば、あまりに愚かなのですが・・・
という検証でした。
いつものように発泡酒から始めて、500ml缶を飲み干した頃、昨夜と同じように、予兆のような軽い痛みがやってきました。
と、今更ながらあれこれ考えていると、5分も経たないうちに昨日と全く同じように強烈な痛みが始まりました。
ある程度覚悟はしていても、やはり耐え難い痛みでした。
ベッドに転がり込み、少しでも楽な体勢を探しながら足掻いていると、痛みがある方の左目から涙が滲んでいることに気が付きました。
そこでやっと『検証』すべきもう一つのことを思い出し、痛みのない右側の鼻の穴を指で塞ぎ、息を吸い込んでみると・・・ 左の鼻は完全に詰まっていました。
あぁ、やっぱり『群発頭痛』だなと、自信が確信に変わった瞬間でしたね・・・。
この日も昨日同様20分程度で痛みは嘘のようにぱったりと治まり、そのまま寝落ちする感じで翌朝を迎えたのですが、素人考えながら、頭痛の正体に一歩どころか何歩も近づいたことに妙な安心感を覚えたものでした。
次回へ続く・・・