今回は薄毛対策として積極的に摂取すべき成分(サプリメント)についてお話します。
AGAを改善するために必要な成分といえば、まず『亜鉛』が挙げられます。
鉄分が不足すると貧血を起こしたり、体調が悪くなってしまうように、亜鉛も健康を保つうえで重要なミネラルです。
今回は、亜鉛の効果、役割について解説していきたいと思います。
亜鉛の効能 AGAにも効果的!
亜鉛とは、ミネラルの一種で、薄毛改善に効果的というだけでなく、多くの重要な役割を担っています。
亜鉛の具体的な効能とは、免疫力の向上、たんぱく質の合成や筋肉や骨の発達、髪の毛、皮膚、爪などの健康維持、生殖機能の維持など多岐にわたり、私たちの健康を陰ながら支えてくれています。
また、フィナステリド、デュタステリド、ノコギリヤシと同様に薄毛や抜け毛の原因となる「テストステロンと5αリダクターゼの結合」を抑制する効果もあると言われています。
髪の毛の主成分(約90%を占める)はケラチンというたんぱく質ですので、たんぱく質の合成を助ける役割が薄毛改善に繋がっているということは納得のできる話ですね。
亜鉛は何から摂取できるのか? 必須〇〇って、どういうこと?
また、亜鉛は体内で作り出すことができない必須ミネラルのため、食事から摂取する必要があります。
ここで、知ってそうで知らない、必須〇〇について、補足しておきます。
よく、必須脂肪酸、必須アミノ酸、必須ミネラルなど、『必須〇〇』という言葉を耳にすると思いますが、必須〇〇とは、『体内で合成して作り出すことができない〇〇』という意味になります。
そのため、食べ物から摂取する必要があるという成分です。
そして、亜鉛は、牡蠣、赤身の肉、鶏肉、カニやエビなどの魚介類、豆類、ナッツ類乳製品などに多く含まれています。
ですが、いくら食べ物から積極的に摂取しても、亜鉛は吸収率が(摂取した量の約30%)非常に低く、現代の食習慣では最も不足しがちな成分の一つになっています。
亜鉛の推奨摂取量は、成人男性で 10㎎ とされていますが、亜鉛を豊富に含むことで有名な牡蠣でも、約5㎎/2個の含有量で、しかも年から年中食べられるものではありませんからね。
亜鉛とAGAに関するエピソード
ここでひとつ、亜鉛とAGAを結びつけるようなエピソードをお話ししたいと思います。
私は広島県の瀬戸内海に面した町に住んでいます。
カキの養殖が盛んで、少ないながらも専業の漁師さんたちもいます。
漁師さんは、夜中のうちに海に漁に出て、市場が開く早朝には獲れた魚を持ち込みます。
それから食事をして、夕方まで寝て、再び漁に出るという生活を送っています。
というわけで、漁師さんが集まる、朝からお酒が飲めるような定食屋さんがあります。
私も夜勤がある仕事をしていた頃に何度もお世話になったお店なのですが・・・
とうに還暦を迎えたようなおじさんでも、生え際はマジックで線を引いたように濃く、頭頂部もびっちり髪の毛で埋まっていたものです。
ここからは私の想像ですが、幼いころから亜鉛を豊富に含む海の幸を食べ、みそ汁には魚介類の出汁からたっぷり出た亜鉛を毎日のように摂取していたのではないでしょうか。
確かに『兄弟船』を歌う鳥羽一郎も、その弟の山川豊もハゲとは全く無縁の男性ですもんね。
少し話がそれましたが・・・
亜鉛が不足してしまうと・・・
亜鉛が不足してしまうと、免疫力が低下したり、髪の毛、爪、皮膚のトラブル、生殖機能障害、味覚障害など、様々な症状が表れる場合もあります。
ですが、前述したとおり、亜鉛は吸収率が(摂取した量の約30%)非常に低く、食事からだけでは不足しがちになってしまう成分です。
そこで、効率よく亜鉛を摂取するにはサプリメントをお勧めします。
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まとめ
健康を維持するためには、食べ物から摂取しなければならない重要な栄養素がたくさんあります。
ですが、その一つ一つを気にしながら食べるものを決めていたら、食事を楽しむことなんてできませんし、カロリー過多になってしまたり、食費がかさんでしまったり、様々な問題が出てきます。
そこは、柔軟にサプリメントと上手く付き合いながら、健康な身体、健康な髪の毛を手に入れ、AGAを克服しましょう!