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血液型とハゲ(AGA)は関係するのか?血液型の歴史的事実(ルーツ)を踏まえて、徹底検証!

みなさんは、血液型によって、ハゲる確率、ハゲ方(仕上がり)に違いがあるという話を、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

B型、AB型にはハゲが少なく、A型、O型には多いらしい

 

とか、

A型は未練がましいハゲ方をして、O型は徹底的にハゲ上がるぞ

 

など、諸説あるようです。

正直なところ取って付けたような無理のある説も多いのですが、一応血液型の歴史をふまえたうえでの理論もあり、とても興味深いものになっていますので、自身のハゲ方と照らし合わせながら、読んでみてください。

では、今回はそんな血液型とハゲの関係について、また、それは本当なのかを検証していきたいと思います。

 

 

血液型とハゲの関係

 

コンパなどでやたら血液型を言い当てる人っていますよね。

あの人たちは、どのような根拠で血液型を予想しているかご存じでしょうか?

実は、あの人たちのほとんどが、

 

A型は「几帳面で慎重」

B型は「自由奔放でマイペース」

O型は「おおらかで社交的」

AB型は「変わり者で掴みどころがない」

 

のような性格的特徴から推測しているのです。

そして、それは血液型の歴史、ルーツと関係しています。

さらに言えば、なんと、それはハゲとも関連付けることができるのです。

では、今回は歴史的事実を基に、ハゲと血液型の関係ついて掘り下げて考えていきたいと思います。

 

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血液型の歴史をふまえて、血液型とハゲの関係性に迫る!

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血液型の歴史

 

まず、歴史的に最も古いO型から考えていきます。

世界の人口で最も多い血液型はO型といわれ、そのルーツは約四万年前にアフリカで誕生したクロマニヨン人にまで遡ります。

 

 

あの時代の人々はみんなO型だったといいます。

当時は狩猟民族として獲物の肉を食べて暮らしていましたが、

 

 

人口の増加によって獲物が不足するようになったため、アフリカからアジア、ヨーロッパ圏に移り住み、農耕によって生活する人々が出てきました。

 

 

肉食から穀物や農作物を主食とする食生活に変わったことで、人々は狩猟時代とは異なる消化器官や免疫を身に付け、体質が変化し、O型以外に新たにA型の血液型を持つ人間が生まれました。

その後、農耕の技術が発達するにつれ、食料が安定して確保できるようになり、人口が大幅に増加していきます。

 

 

その結果、農地が不足するようになり、一部の人々は遊牧民族として暮らし始めました。

 

 

遊牧民として土地を転々とする彼らが、保存の効く干し肉や乳製品などを食べるようになったのをきっかけにして、

 

 

さらに体質も変化していき、新たな血液型(B型)が誕生しました。

その後の歴史の流れ、民族の移動によって農耕民族のA型と遊牧民族のB型が交わり、AB型という血液型が生まれたのでした。

歴史は非常に浅く、AB型が誕生したのはたったの約1000年前だとされています。

このように、血液型にはそれぞれにルーツがあったのです。

そして、これらの歴史的事実から推測して、血液型とハゲを関係まつわる都市伝説のような逸話が生まれたものだと考えられます。

では、血液型別に紹介していきますね。

 

O型とハゲ(AGA)の関係とは?

 

最も歴史の古いO型は、狩猟民族だったため、肉を主食としていました。

髪の毛の栄養となるたんぱく質を豊富に摂ることから、たんぱく質の消化吸収する能力が発達していたということを考えると、ハゲにくそうに思えますが、時代が進み食文化が変化していくなかで、O型はその変化に順応するのが難しかったようです。

現代日本での血液型の割合は、

A型 40% B型 20% O型 30% AB型 10% 

で、クロマニヨン人の時代はみんなO型だったことを考えれば、食生活の変化に対応できずに、O型の人間は減少していったものと考えられます。

よって、適応力が低いのはストレスに弱いからだという解釈から、O型はハゲやすいと言われているようです。

本当なのかもしれませんが、これは、ちょっとこじつけ感が強いように思えますね。

また、日本ではA型の次の二番目に多いO型ですが、ハゲが多いアメリカの白人では、O型が一番多く45%を占めているのも、O型はハゲやすいといわれるようになった理由の一つかもしれません。

続いてA型は・・・

 

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A型とハゲ(AGA)の関係とは?

 

農耕の発達によって、食生活が肉中心から穀物中心に変化することで生まれたA型ですが、穀物中心の質素な食事によって、髪の毛の材料となるたんぱく質が不足しがちになり、ハゲてしまう人が多かったといわれています。

また、農耕が始まることで、水路の建設や整備など集団で行動する機会が増え、協調性が豊かにはなったが、そのぶんストレスが溜まりやすくなり、ハゲが増えたともいわれています。

よって、このようなルーツを持つA型の人はハゲやすという説が生まれたようです。

これは割と説得力がありますね。

 

B型とハゲ(AGA)の関係とは?

 

そして、遊牧民の保存が効く加工食品を食べる習慣をきっかけにして生まれたB型ですが、なんとハゲとは無縁の人たちが多かったそうです。

遊牧民族は帽子を被っているイメージが強く、私も頭髪のことは注目していませんでしたが、我々がハゲを隠すために帽子を被ることを思えば、うらやましい限りですね。

 

 

遊牧民たちは土地を転々と移り住むことで、気候の変化、土地土地の食べ物に対しての適応能力が高く、縛られない自由な暮らしは、ストレスとハゲには縁がなかったという解釈のようです。

 

AB型とハゲ(AGA)の関係とは?

 

そして、AB型はA型の協調性、B型の適応能力の高さを、いいとこ取りで併せ持つことから、最もハゲにくいといわれています。

30年くらい前の作品になりますが、ハゲに悩む若者を題材にした『ハゲしいな!桜井君』という漫画では、主人公の桜井君が、好きな女の子に血液型を聞かれた際に、

『嫌われたくない、ハゲがばれたくない』

という一心で、『AB型』だと嘘をついていましたね。

 

 

果たして血液型とハゲ(AGA)に関係性はあるのか?

 

血液型のそれぞれのルーツ(歴史や食習慣や民俗性)から生まれたハゲと血液型の関係性について解説しましたが、果たして、どのくらい的を得ているのでしょうか。

それっぽく聞こえる説もありましたが、AGAのメカニズムと照らし合わせて考えると、残念ながら、血液型とハゲの関係性には、一切の科学的根拠はありません。

AGAの原因となる、

 

5αリダクターゼが生成されやすいとか、

DHT(ジヒドロテストステロン)が発生しやすいとか、

男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)の感受性が強い

 

という体質は、血液型とは無関係で、遺伝によって決まります。

詳しくは、こちらを参照ください

なぜハゲるのか?遺伝?体質?ハゲのメカニズムをわかりやすく解説します。

 

100人のハゲがいれば、100通りのハゲがいるということです。

 

 

血液型で、たったの4パターンに分類できるほどハゲの世界は甘くはありませんからね。

その他に、ハゲ方に関しては、

O型は見事につるっパゲになるとか、A型はもみあげや襟足付近だけが残るとかありますが、これも全てうそです。

もみあげや襟足だけ髪の毛が残るのは、5αリダクターゼが存在する分布範囲の問題ですし、科学的根拠は一切ありません。

ということですので、このような都市伝説に惑わされないように、しっかり自分の頭髪を見つめなおしてくださいね。

 

まとめ

 

今回取り上げた、『血液型とハゲの関係』ですが、全部が全部納得できる話ではないでしょうが、なかには説得力のある話もありましたよね。

ですが、血液型とAGAの発症率は医学的に全く関係ないことがわかっています。

今回の説は、占い好きの日本人が作り上げた、ちょっとハイレベルな都市伝説といったところでしょうか。

人間というものは弱い生き物で、何かと理由を付けたり、何かに責任を押し付けたり、頼ったりするものです。

あなたがハゲているのは、もちろん遺伝的なものではありますが、それを誰かのせいにしても何も始まりません。

さぁ、立ち上がってハゲと戦おうじゃありませんか!

 

 

 

 

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